子どもがいると時短勤務になって、収入が激減。子どもが熱を出したら会社を休むから、有給もすぐなくなっちゃうよ。もっと働きやすい会社ないかな…。
こういう悩みを抱えている方は多いと思います。
私は、上の子の育休明けから時短勤務をしていたのですが、働き方が変わったことから管理職も外れ、社員との関わりで嫌な思いをすることもあり、かなりストレスのある環境で働いていました。
2人目を妊娠し、産休と育休をとりながら、今後の仕事についてすごく考えました。そんな中、世界的な感染症も流行し、働き方を変える時だと思い立ちました。
今回は、3歳と0歳の子どもを抱えた私が、完全シフト制・時短勤務で年収激減・一人職種で休みづらい・面倒な人間関係があるという会社勤務から、転職してとても働きやすく、そして年収が200万アップした経験談をお話したいと思います!
しかも私は特に使える資格もなし。特別なスキルもなし。転職も3回目で、営業、事務などの経験ぐらいしかありません。
どんな生活を送りたいか考える
理想の働き方を書き出してみる
まず、今の生活で大変なことと、そこがどうなったら仕事と家庭を両立できるのかイメージすることが大切だと考えました。
私の場合は、3歳と0歳の子どもが二人。時短勤務なので9時半~16時半のシフトで働いていました。夫は勤務時間的に、保育園の送迎をするのは無理な状況です。加えて、私も二人目となると体の回復が遅く、心身ともに疲れることも多かったです。
そういう諸々の状況を踏まえ、私が考えた転職先のイメージはこのような条件です。はい、都合いいですよね~(笑)いいんですよ、まずは理想的な生活を考えるためなので。
- 通勤時間が短い(自転車圏内~電車で30分以内)
- 勤務時間が9時~17時の間
- 急な休みでも対応してもらえる
- 時短でも給与が現職のフルタイムと同じぐらい
- 福利厚生がしっかりしている
自分にとっての優先順位を考える
働く理想はいろいろありますが、大きく家庭や人生を考えたときに、あなたにとって大切にしたいものはなんでしょうか?
私は、『長女(上の子)』でした。なぜ長女かというと、次女が生まれてから、長女はお姉ちゃんになり、我慢を強いられることも増えました。私は「お姉ちゃんでしょ」は絶対に言わないようにしていますが、祖父母には言われますし、物理的に我慢しないといけない時もあります。
なので、仕事を優先して長女の心の変化に気づけないのは嫌だと思っていました。そういう訳で、私はあまり長時間働かないようにしようと思い、通勤時間と勤務時間は譲れない条件としました。
転職エージェントに頼ってはダメ?
まずはどんな仕事があるか見てみよう
いざ仕事を探すとなると、どうやって探しますか?WEBの転職サイト、タウンワークなどのフリーペーパー、転職エージェント…。
今まで転職経験のある方ほど、転職エージェント(○クルートキャリア、○oda、マイ○ビさんなど)にお願いしようと思うのではないでしょうか?だって、全部やってくれますから。履歴書と職務経歴書を書いてキャリアシートを登録すれば、自分に合った転職先の情報をたくさんメールで送ってくれます。気に入る仕事があれば、担当の方へ伝えると、面接の設定をしてくれるのでとても楽ですよね。
しかも、面接の練習や面接後のフォローもしてくれますよ。うまく面接で話せなかったことがあっても、企業に代わりに伝えてくれることもあります。
そしていざ企業と求職者がマッチングしたら、入社までサポートしてくれて、入社後にも「仕事どうですか?」と連絡をくれる担当者もいて手厚いです。
転職エージェントが使えない理由
転職エージェントに頼った方が、忙しいワーキングマザーにはいいのでは?と思いますよね。私も最初はそう思って登録しました。
だけど、まったくと言っていいほど、仕事の紹介がありませんでした。
時短希望の子持ちには、なかなか厳しい世の中なのね。
いえ、そういうことではないのです。転職エージェントのお金の仕組みが原因なんですね。
企業は、転職エージェントに求人を出して採用が決まると、年収×25~35%程度の報酬をエージェントに支払います。つまり年収400万の人を採用すると、エージェントに25%で100万円支払うことになります。
ということは、100万円かけてでも来て欲しい人を採用します。同じ仕事で募集して、フルタイムで残業もできる人と、時短勤務で残業もできず、急に休む可能性のある人なら、人事としては前者を採りたくなるのは仕方ないことです。
もちろん特別な資格やスキルがあるとまた別ですが、今回はそういうパターンを抜いてのお話です!
あ、人材紹介会社の名誉のために言うと、人材紹介は素晴らしい仕組みで、会社・担当者によってはすごく手厚くサポートしてくれるので、求職者にとっても企業にとってもいいサービスだと思っていますよ。
仕事は自分で見つけよう
じゃあ、仕事は自分で見つけるしかないですよね。そしてその方が企業のこともよく調べるようになるし、楽しいです!転職は楽しまないと^^
ネットで「女性 転職」とか「時短 転職」とか検索してみてください。たくさん転職サイトが出てきます。そこから、条件を入れて検索するといろんなお仕事が出てきますよ。
発想を変えてみる
家で働くという選択
私は、勤務時間と勤務地を絞って検索することを繰り返してきました。でも、なかなかピンとくる職場に出会えず時間が過ぎていきます。
そこで、ふと思いついたのが、在宅ワークです。在宅なら、そもそも通勤がありません。通勤でかかっていた時間の分、働いて稼ぐことができます!
早速リモートワークで求人を探し、すぐに自分の経験を活かせる職場に出会えました。面接もオンラインなので、家に子どもがいても受けることができて助かりました。
リモートワークでフルタイム勤務ですが、ほぼフレックス勤務のような働き方なので、保育園のお迎えの時間まで働けばOKなのです。時短勤務jとは違うため、基本給が上がり、年収もグッと上がりました。
今は在宅ワーク、リモートワークの求人も増えています。家で働けるなら、子どもが急に熱を出してもすぐにお迎えに行けますよね。私の会社は、子どもが家にいても欠勤にせず、出勤扱いにしてくれて、できるペースで仕事したらいいよと言ってくれます。(ほとんどできませんが…笑)
今はこんな、リモートワーク専用の転職サイトもできています!登録をして、お仕事を探されてはいかがでしょうか。無料で使えるものはどんどん情報収集に使いましょう!
未経験者への研修制度が充実!フルリモートで働けるお仕事への転職なら【ReWorks(リワークス)】
リモートワークのメリットとデメリット
リモートワークで働ける会社に就職し、控えめに言って最高!です。でももちろんデメリットもあります。私の思うメリットとデメリットをお伝えしますね。
リモートワークのメリット
- 通勤がない
- 朝の身支度、家事を急いでしなくてもいい
- 好きなときに休憩できる
- 音楽を聴いたりするのも自由
- 合間に家事ができるので時間がうまく使える
- 面倒な人間関係がない
- 掃除など、会社の独自ルールに縛られない
- 何かあっても子どものお迎えにすぐ行ける
- 小学生で早い帰宅でも、鍵っ子にせず「おかえり」が言える
リモートワークのデメリット
- オンとオフの切替がしづらい
- さぼりがち
- 社内の人とコミュニケーションが取りづらい
- 自分で考えて仕事を進められる人じゃないと厳しい
- リモート鬱になる人もいる
自分で仕事をするのが好きな人には向いているね!
私もさっそく仕事を探してみます!
自分の可能性をせばめず、どんどん新しい仕事にチャレンジしてみてください!どこにどんな出会いがあるかは、まず情報を取りに行くことから始まると思います。私は人事もやっていたので、働くママは優秀な人が多い印象です。自信もって頑張りましょー!!
そして、今は退職も代行してもらえる時代なんですね。退職交渉がストレスになることもかなりあるので、サービスを利用するのもいいと思います!