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【体験談】コロナ禍での出産。立会禁止、面会禁止での入院準備リスト公開!

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新型コロナウイルスという見えない敵と日々戦いながら、妊娠生活を送られている方はたくさんいらっしゃると思います。人一倍気をつけて過ごしておられると思いますし、妊婦健診に行くのも通勤中も感染が怖い、そして出産はどうなるのかと不安ですよね。

新語・流行語大賞にも『3密』が選ばれたそうです。本当にコロナに振り回されている2020年です。

ちる

私は、緊急事態宣言が明けてすぐの頃に出産しました。

新型コロナウイルスが出てきた頃、私は妊娠7ヶ月でまだ働いていました。初めて住んでいる地域で感染者が出た時は、このまま産休に入りたい…と思いましたが、引き継ぎもまだだったので手洗い・除菌・マスクを徹底してなんとか9ヶ月まで働きました。

同じように出産を控えている方は、今までと違う病院の対応や入院生活に不安を感じているかもしれません。今回は、立会出産禁止、面会禁止だった私の体験談と、陣痛バッグ、入院バッグについて綴りたいと思います。

出産の準備をしよう

陣痛用の持ち物(経産婦・普通分娩)

私は経産婦なので、入院期間は出産日を入れて5泊6日でした。病院は普通の総合病院です。

面会禁止ということですし、感染予防の観点からあまり病院に来させたくなかったので、夫に荷物を持って来てもらうのは1回だけにしました。(荷物の受け渡しは看護師さんを通してのみOK)

※持ち物に関しては、病院で準備してくれるものもありますので、内容は産院に確認してくださいね。

陣痛バッグ(開けやすい鞄に小分けして整理整頓)
  1. 母子手帳、診察券、保険証
  2. 筆記用具(同意書や入院書類を書くため)
  3. 印鑑
  4. ペットボトル飲料2本以上(スポーツドリンク系はパワーが出ておすすめ)
  5. ペットボトル用ストロー(ないと飲めない)
  6. ゼリー、スナックパン(食事の出ない時間帯や痛みで起きて食べられない時に良い)
  7. お箸、スプーン、コップ(陣痛中の食事に使用)
  8. スリッパ(陣痛室から利用する)
  9. 産褥ショーツ
  10. ハンディファン(付き添い不在なので自分で涼むため)
  11. リップクリーム(なんかすごく唇が乾く)
  12. ヘアクリップかヘアゴム(私は陣痛中も分娩時も前髪が邪魔だった)
  13. 秒針付き置き時計(陣痛感覚を見ていた)
  14. お気に入りのタオル(汗拭いたり握ったりと使える。アロマオイルを垂らすとリラックスできました)
  15. 小銭入れ(飲み物がなくなっても自分で買わないといけない)
  16. カメラ(分娩室で助産師さんに渡す用)
  17. スマホの充電器(陣痛が長引いたら電池切れになるかも)
  18. マスク

10番のハンディファンですが、冬の出産でも陣痛中は暑いです。付き添いの家族に仰いでもらうことができないので、ハンディファンがあると便利でした。置けるタイプが良いですよ!

ちなみに私は陣痛間隔があまり狭まらなかったので、陣痛促進のためにシャワーを浴びました。入院バッグはキャリーケースだったので、痛みの合間に荷物を広げて出しましたが、余裕のある人はお風呂セットを陣痛バッグに入れておいても良いかもですね。吊り下げポーチは使いやすいです。

荷物多いなと思われましたか?私は陣痛中の約7時間、ほぼ1人で過ごしました。自分で入院書類を書き、飲み物を出して飲み、シャワーに行き、暑い時はファンで涼みました。助産師さんも忙しい時もあるので、自分でなんでもやる前提で準備した方が良いです。

そうして1人で痛みに耐えていたら「えっ!子宮口もう8cm!?」と助産師さんが慌て出し、分娩台に乗って15分で次女を出産したのです。笑

入院用の持ち物(市民病院・5泊6日)

入院バッグは3泊用のキャリーケースにしました。夫に運んでもらえないため、キャリーの上に陣痛バッグを乗せて運べるので楽でした。

ちる

陣痛で痛い時に重い荷物を持つのは拷問やでぇ…

入院バッグ(洗濯するか、1回家族に来てもらう前提)
  1. 入院中の前開きパジャマ(真夏以外は半袖or薄手と厚手の3着はあると安心)
  2. 産褥ショーツ2〜3枚
  3. 生理用ショーツ3〜4枚(妊娠前のサイズだと苦しい)
  4. 授乳用ブラジャー3〜4枚(授乳指導もあるので、ガバッと開くものが楽です)
  5. カーディガン(夜の授乳など寒い時に羽織るため)
  6. 靴下
  7. メガネ(コンタクトでも良いけれど、誰とも面会しないしすっぴんでメガネの人多かった)
  8. 骨盤ベルト(トコちゃんベルトなど)
  9. 着圧ソックス(産院で支給されるところも)
  10. バスタオル3枚
  11. フェイスタオル3枚
  12. 産褥パッド
  13. 生理用ナプキン(夜用、昼用)
  14. 母乳パッド(念のため)
  15. お風呂セット(お風呂グッズをまとめてエコバッグ等に入れておくと便利)
  16. 歯ブラシセット
  17. 洗顔、化粧水など
  18. 馬油やピュアレーンなどの保護クリーム
  19. 食事セット(割り箸、スプーン、フォーク、大きめのコップ、ふりかけ、粉末スープなど)
  20. おやつ、飲み物(差し入れがないので多めに。授乳したらお腹が空きます。インスタントコーヒーもおすすめ)
  21. 輪ゴム、S字フック、ビニール袋(何かと使える)
  22. 箱ティッシュ、ウェットティッシュ
  23. 洗濯洗剤、ネット
  24. 濡れものを干すピンチハンガー(100均に売っている)
  25. 汚れ物入れ
  26. 延長コード
  27. 円座クッション
  28. イヤホン(スマホ用と部屋のテレビ用)
  29. 小銭入れとミニバッグ(授乳室に行くときに便利)
  30. クリアファイル(たくさん書類をもらうため)
  31. 出産手当金の申請書(入院中に書いてもらうため)
  32. 医療保険の申請書(帝王切開や異常分娩の場合使用する可能性あり)
  33. マスク

入院中、授乳以外は寝ているかスマホ見るかおやつ食べているかだったので、入院中を楽しく過ごすためのアイテムはしっかり準備してください。同室の人も、ほぼスマホかテレビか食べているかでした。

円座クッションは、あまり薄いものだと痛みが軽減されません。私は医療用のかなり分厚いものを買い、重宝しました!

赤ちゃんのものと退院バッグ
  1. ガーゼ(授乳ごとに使うため10枚準備+夫に追加持って来てもらった)
  2. 爪切り(母子同室の場合は必要かも)
  3. 退院用の服(母親)
  4. 退院用の服(赤ちゃん)※肌着、カバーオール等
  5. おくるみ
  6. オムツ2枚
  7. メイクポーチ

赤ちゃんのものは産院によっていろいろだと思うので、確認してください。

家族への事前準備

夫は大人なのでなんとかなりますが、上の子がいる場合は一週間ママに会えないということを言い聞かせておかなければなりません。特に我が家の場合は保育園も自粛中だったので、一日の中で長女の気を紛らわせる時間がありませんでした。

この期間は夫にも仕事を休んでもらったり、在宅勤務にしてもらい、公園で遊んだり義実家で遊んだり、少しでもママを思い出さない時間を作ってもらうようにしました。

長女は2歳10ヶ月で、言えば分かる月齢にはなっていたのと、赤ちゃんを楽しみにしてくれていたので「ママは赤ちゃんを産んだら帰って来るよ」と何度も話をしていました。入院当日の朝は表情がこわばっていましたが、病院の入口で手を振ってくれました。

入院中の過ごし方

面会禁止なので、赤ちゃんと先生と看護師さんとしか会いません。後はお部屋や授乳室で戦友?のお母さんたちです。

友達も義両親も来ないからメイクもしないしずっとパジャマだし、気楽に過ごしました。母子同室の方は赤ちゃんと二人で孤独を感じるかもしれませんが、助産師さんや看護師さんに何でも相談できる良い機会ですよね。退院後は聞きたくてもすぐに聞けないので、入院中に不安は解消したいです。ちなみに私は一人目の産後の退院、不安で泣きました(笑)

上の子とはテレビ電話で話しましたが、意外と元気でした。むしろ、思い出さないようにしているのかもしれません。寝るときになるとママ〜と泣いていたそうで、それを聞いて私も泣きました。産後は涙もろくなります。。

寝られる方は授乳の合間は寝てください。退院したら新生児が横にいる状態で、3時間おきの授乳と夜泣きでほぼ寝られません。休めるときにしっかり休んで欲しいです。

コロナの勢いがまだ収まりませんが、これから出産を控えている全ての妊婦さんが無事に出産されることをお祈りしています。